今日も、昔体験した話を書きます。
小学校の時の話ですが、土曜日の夜に担任同伴で肝試し大会をしようという話になり、夜に小学校で集合しました。
教室は当然真っ暗で、電気をつけないと行動できないくらいでした。
クラスメイトの参加者は1階に集まり、肝試しを始める前にまず、怪談好きの担任が、怪談話を聞かせてくれました。
内容は、あまり覚えていませんが、担任が就寝するときに金縛りにあい、人の声を聴いた話、百物語の話など色々聞かせてくれてと思います。
一通り怪談話を聞くと、2人1組で肝試しがスタートしました。
コースは、集合した教室を1階から3階まで歩いてみて回るというものでした。
1組また1組と肝試しに挑戦し、最後の1組が終わり、無事、肝試しは終わりました。
人の影を見たとか、声が聞こえたとか、肝試しの話に夢中になっていましたが、まだ少し時間があったので、何人かで、もう一度3階まで行ってみようとなりました。
また、問題なく3階まで来ましたが、その時、廊下の向こう側から歩いてくる人影が見えました。
だれか気なのかと思いましたが、よく考えると、怖いし危険なので一人で来るはずがなく、変だと思いました。
また、なぜか教室に吸い込まれるように入っていきました。
当時、小学校は下校の時間が終わると、使わない部屋は南京錠がかけられたはずだと記憶しております。
だれが入っていったのかと見に行ってみましたが、確かに誰か入ったはずなのに誰も教室にはおらず、南京錠もかかったままでした。
これは、見てはいけないものを見てしまったのかと思い、急いで他の参加者がいる教室へ戻りました。
その話をすると、担任が、それは幽霊だろうと言い、あまりここへ長居してはいけないかもしれないと言うことで、それからすぐに帰りました。
いまだにそれが何かは当然わかりませんが、小学校の肝試しでまさか本当に幽霊に出くわすとは思ってもみませんでした。
これが小学校の肝試しで体験したお話です。